「ロックミュージシャンという 生き方の選択」 |
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ビッグ・リターンズ | ||||||
オフィシャルコメント 博多の親不孝通りで浪人生をやっていた頃、天神の<YAMAHA>などで見かけるサンハウスの菊は危険なオーラを放っていて、ビビった僕は、ライヴへ足を運ばないまま上京した。 70年からキープ・オン・ロックする柴山俊之の姿は、自分を叱咤&激励してくれる。 川勝正幸(エディター) 博多は日本のリバプールか、シカゴなのか?なんて、陳腐なことをマジメに考えてみたくなる。 大貫憲章 /KENSHO ONUKI ロックで生きる男たちってどんなだろう。 挨拶を交わしカメラを廻し、初めて接したロックミュージシャン。 「朝から晩まで音楽の事を考える」-ロック界の大御所・柴山俊之がさらりという。10個指輪をした手を静かに重ね、真摯にインタビューに応える。「もっと出会いたいね、新しいミュージシャンと」 ニット帽の坂田伸一が「まずやってごらん、聞いてごらん」と一言で優しく強くロックへ導く。ドラムを叩くステックの美しさは我われをリハスタジオからサクッと別世界へ引き込む。 天神・JUKE RECORDSから堤防まで2時間カメラを引き連れてくれた山部善次郎。「このままずっと音楽をやり続けたい」とインタビューを締めくくり、ずぶずぶに濡れたスーツ姿にくわえ煙草で帰っていった。 「触ってしまうんだよ、ここに楽器があると…」究極に照れ屋なベーシスト奈良敏博が重く口を開く。それでも音楽の話になるとなんとも素敵な苦笑いを見せてくれる。 見事に整理されつくした自分の事を、わかりやすく話してくれた水戸華之介。その堂々とした言葉は、突撃的インタビューで撮影させてもらった背景を感じさせない。しかし、それがステージでは一転する。 ロックミュージシャンって非常でいて優しい。 無秩序のようでいて整っているやんちゃで熱い博多の音楽文化人たち 1960年代から博多はロック・カオスなのではないだろうか? この映画になにも説明なんかいらない。 彼らのこの力強い姿がそこにあるだけでいい。 |
予告編 120sec バージョン RETURN(エピソード)① RETURN(エピソード)② 「自分の生き方」を貫き通す彼らの姿は、 困窮する時代の中で迷う多くの人への道標となるはずだ。 日々「次何しよう」って考えていたら30余年が経っていた 過去も景気もおかまいなしに突き進む孤高の音楽家たちに 時代は「YES」と言うだろう 彼らは息を吸うように演奏しご飯を食べるように歌い、 聴衆の心をつかむ楽曲を創り出す、 根っからのアーティストだった・・・・・・。 東京という巨大な都市の中で ショービジネス界を漂流した彼らが 最後にたどり着いたのは、 自身の足で立ち、自分の手で楽曲を聴衆へ届けるという 独立したスタイル。 無邪気に未来を語り、本気で挑む。 ※お問い合わせ、コメント等はこちら |
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